Nagwa Fouadのキャリア 

先日のblogで

白黒フィルム時代、

ダンサーには個性を求められなかったが

カラーフィルム時代には

個性が求められるようになったと書いたが….

https://galila.info/ahmed-fouad-hassan-nagwa-fouad/

 

実際、それを念頭に置いて

動画を見ると興味深い。

1957年「Touha」

 

 

うんうん、そうそう
そんな「Nagwa」してない。

肩とか、お上品な動き。

求められる女性像を可愛く演じている感じ。

 

 

ちなみに

彼女の生い立をざっくり説明すると..

生まれはアレキサンドリア。

1943年、誕生直後にヤッファ移住するも
1948年、イスラエルにヤッファが占領されたため
彼女はカイロへ(父親はアレキサンドリアへ)

エジプト映画スターのエージェンシーで
受付係として働き出し、
ダンスキャリアもスタート。

 

後の旦那様になるAhmed Fouad Hassanに

才能を見出され、磨かれることに。

彼の作品に出ていたのがきっかけ。

 

ダンススクールに通わされ
フォークロアの勉強をするため
国立舞踊団へも通わされた。

 

1970年代のカラーフィルム

約100本のテレビミュージカルを作成し主演。
成功を収め…

 

この成功の一因は、
マフムードレダによるエジプトのダンスの
再発見、再構築の流行りもあった。

 

それまでのベリーダンスは
映画の中の一部。
イベント、結婚式のほんの一部分。
ナイトクラブで踊られるもの。

この従来のベリーダンスを
Nagwaのテレビミュージカルが一変!

一部ではなく
「メイン」イベントとなる。

 

この大躍進には
演劇ダンスとエジプトのローカルダンスの
豊富な経験を持つ振付師
Mohammed Khalilの協力がある。

 

具体的には

楽団(50名ぐらい)

ソロボーカリストも。

フォークロア訓練を受けたバックダンサー登用

何回も衣装チェンジ。

 

(まだ彼女の革命はあるけど、また次回)

 

商業的にも

金銭的にも

精神的にも

すごいことだったんだろうなー

 

あっ、過去形で書いてますが

彼女はご存命で

今年もカイロハーンで講師努めます。

cairo khan HPより引用

 

Facebookに昔の写真やら惜しみなくあげてる。

たくさんありすぎるんだろうか
すごい勢い…
大概セクシーなのが多い。
刺激が強いわー

興味ある方は

フォローしてみたらいかがでしょうか♡

 

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